家族に知られずに自己破産
手続き上はできるようです。家族に知られることなく自己破産するというのは。でも、自己破産すると官報に名前が載ってしまいます。これをいちいち見る人なんてそういませんけど、でもその気になれば誰でも見ることができます。手続き自体は内緒のままで進めることができますけど、どこから知られてしまうかわからないので、心理的にはかなり負担になるのではないでしょうか。
借金が膨らみ過ぎてどうしようもならなくなってきてしまったという場合、まず債務整理を行う事をお勧めします。債務整理の中でも任意整理は代理人を立て債務の圧縮の為の交渉を行うです、これは自己破産などと違いあくまで任意での債務の圧縮を求める行為ですので交渉が上手くいけば裁判や自己破産の申立てなどを行う必要なく任意整理で債務の大幅な圧縮する事が出来ます。
数回に分けて「ぬるい社員」に対してどのように対応したらいいのかを話しているが、今回はいくらやっても結果が出ない部下について話してみたい。
<事例>
ある食品メーカーの大口顧客営業部のC部長は、部下のH君は人懐っこくて元気があり、とてもいい人材だと考えている。ただ、成績がなかなか伴わず、どうにかしてあげたいと思っている。
C部長は、H君に話を聞いてみた。
C部長:H君、先月、先々月と売り上げ目標を達成できていないね。先月末にいろいろ話し合い、できることをやっていこうという話になったけれど、今月も成績はよろしくなかったね。原因は何だと思う?
H君:先月話し合った際に、1度伺ったクライアントをそのままにせずにフォローするようにと指示されたと思います。なので、メールを送ったり、再度訪問したいと伝えたのですが、取り合ってくれないのです。
C部長:相手はどんなものが欲しいと言っていたかい?
H君:高齢者向けの施設が増えたので、そこで活用できるものが欲しいと言っていました。
C部長:それについて何か提案をしたか? 何か相手にとって役立つ情報があると伝えたかい?
H君:いえ、弊社はその部門はあまり強くないですし、何も思い当たるものがありませんでした。でも頑張ったのです……。
●結果の出る人とでない人の見分け方
結果が出る人とでない人にはどんな違いがあるだろうか。わたしは成果が出る人には次の要素があると考えている。
1、自分が人生の主役
2、結果のみを問う
3、スピード
4、行動がすべて
5、先を見越す
6、多方面から見られる
7、物語を語れる
第1に人生の主役は自分であると考えられることが必要である。自分ができることもできないことも他人のせいにせず、自分が人生の主役だと考えるのである。一方、自分の人生には自分で責任を持つということを認識している。
第2に、成果の出る人は結果のみを問うのである。もちろんプロセスもある程度は大事だが、結果を残さなければビジネスは成り立たない。「頑張った」と言えば、聞こえがいいが、結果が出なければいけない、結果が重要であることを自覚しなければいけない。そして、この結果についてだが、自分についてももちろんそうだが、人にも成果を出す、人の成果に貢献することが大切である。
第3にスピードである。世の中の変化が激しい中で、最も求められるのはスピードである。ゆっくりした人とせっかちな人のどちらがいいかと言えば、せっかちな人である。もしすぐに取りかかれないのであれば、「今はできていませんが、いつまでには必ずやります」と示すことが大事である。
第4に行動できるかどうかである。いろいろと頭で考えることもあるが、行動を起こせるかどうかが大きなカギを握っている。行動をしなければ、成果も出ないどころか、何も起こらない。
第5に先を見越せる力が必要になる。今日のことではなく、来週、来月、3カ月後のことを考えて行動すべきである。
第6に多方面から物事を見られる力も重要になる。1つの事象をある一面から見て決め付けるのではなく、別の方向から考える力が求められる。
最後に、物語を語れることである。顧客に対して「購入することでこのような変化がある」「このようなメリットがある」など物語を語るのである。
H君の場合、何が足りなかっただろうか?1つには結果へのこだわりである。「頑張っている」と主張しているのも、「頑張っているから、相手が悪い」といった感じでとらえている。あくまでも自分に責任があることを自覚しなければならない。
また、多方面でみられる姿勢も欠けている。1つの出会いを次につなげるには、自分がよく分からない場合には他の人に意見を聞いたり、アドバイスを求めたりするなど、「うちはダメ」と決め付けるのではなく、あらゆる側面から考える必要がある。
一方で、物語を語れるという点も不足している。御社にこのようなニーズがあり、「弊社なこんなことを提供できる」など物語を語る力が不足しているといえる。
なお、少し余談になるが、結果が出る人は、コミュニケーションがうまく、一緒にいて楽しい人である。できない人は内向的な人が多い。できる人は外向的であり、人間的な魅力がある。こだわりがあるし、好奇心があるし、探究心がある。
上司は今は成果が出ていなくても、そのような部下がいたら、その個性を見抜いてやり方を教えてあげる必要がある。
●センサーを働かせる
わたしは、結果を出す人はセンサーを持っていると考えている。センサーとは直感や「これはいける」という感覚である。直観を信用していいのかというが、直観は何もないところから生まれるわけではない。その人のそれまでの経験や知識から「これはいける」と感じる瞬間である。そのセンサーを身に付ける必要がある。
それでは、どうしたらそれは身に付くのか、訓練しかないが、わたしが思うのは、「常に考える」ということで養われるように思う。プライベートと仕事を分けるべきという意見もあるが、プライベート、生活の中からいろいろなヒントを得られることも多い。常に考えることでそのセンサーは磨かれるのである。
また、自発的に仕事をしてみることもお勧めである。指示を待つのではなく、こうやったらいいのではないかと自分から手を挙げていく。その自発的な行動を通して、先に進んで行くことになる。いつも受け身だと、センサーは働かないし、磨かれない。
●答えのないものに挑戦する
また、答えのないものに挑戦することをお勧めしたい。それを通して、人は考えるようになる。答えのないことに挑戦することで学べるのである。
個人的な話になるが、わたしはよくゴルフをするのだが、先日あるコーチから指摘を受けた。「クラブのヘッドが出ていない」
わたしはしっかりとやっていると思っていたのだが、コーチによると、当てる瞬間に力が抜ける、球に当てにいこうとしているらしい。コーチのアドバイスは、「フォロースルー」、つまり振り抜くことが大事だという。
失敗して恥をかきたくないということもあるだろうが、失敗してもいいから思いっきり振ることで、失敗から学ぶことができる。失敗しないことばかり考えて、球を当てようとすると、飛ばないし、スライスする。
センサーを働かせて、失敗を恐れずに行動する。失敗したらまた学ぶ。それらを通して結果を出す部下に成長していくと考えている。【細川馨】
(ITmedia エグゼクティブ)